夕焼けが夜空に変わるとき

Instagramで見つけた、はじめましての美容室。

好きなヘアスタイルはどれも同じ人が担当だった。その人はサラッとした空気感があるのに、山から天然水がながれるように、なりたい私へと導いてくれた。

気がつかなかったけれど、終わるころにはやわらかい西日が指していた。

「ほら、日が当たるとやわらかく見える」

サラサラとこぼれるわたしの髪が、手品のマジックみたいに華やいでみえた。

次ここへ来るのは6月中旬。

昨年12月１日、PTM大阪公演ぶりのライブだ。

大好きなメンバーのとくべつな日には、とびっきり特別なわたしでお祝いしたい。

開花発表

定時退勤。「よし、帰ろう」

同僚とつよい意思表示をしながら帰ったので今日のわたしは気分がいい。

明日から4月！とはいっても、早朝は氷点下零度。朝は景色を楽しむ余裕がなかったけれど、晴天の下で咲きほこる桜が、昨日よりずっと鮮やかだったので嬉しい。

夕食は、楽しみにしていた餃子をぺろり。

まだ手放せないでいるコタツに肩までもぐって、逆さになった推しをパジャマ姿で眺めた。

ちらりと顔を覗かせたのは、部屋のすみっこに転がっている、フィットネス体験ゲーム。

明日はこれをプレイしている推しが見られる。

わたしにも、そろそろコイツと和解をするときが来たのかもしれない。

キラキラ春

桜が咲いているのを見て、イチゴが食べたくなったから、ケーキ屋さんでちいさな春を2つお持ち帰りした。今朝のどんよりした空が憂鬱だったので、夕暮れからライトアップされるこの季節がうれしい。

BGMは「Chasin'」

うららかな日差しに胸を踊らせながら、

今日もマスクの下で花粉症と戦っている。

呼吸をとめて一秒

テーマは「カラダと心の美」

艶やかな肌と、真白なTシャツ。

羽織るようなシルエットなのに、鋭角な首筋にある喉仏が「男」を主張してくるので混乱した。

愛らしいタレ目なのに、こちらを見つめる眼差しが鋭いのはどうして…？？

涙目になりながらガン見していたら、左手首に腕時計をしているのに気がついて気絶した。

「どえらい写真撮ってもろたんで…」

そんな低い声で、見てほしいなんて言わないで…。

いつまでも眺めていたいから、繰り返し動画を再生するのだけど、とんでもない男前からハチャメチャに良い声が出てくるので新鮮に驚く。

女性の好きなヘアスタイルは「ここがピュッてなって…」と独特な擬音で表現していて愛おしい。

ご褒美に山盛りのジャンクフードを頬張っていて微笑ましいし、

大好きなお寿司が以前ほど食べられなくなったところに、約25年の人生を感じる。

スチーム付きの美顔器が欲しいと聞いて、両手で抱えきれないくらいの大鍋で保湿していた可愛いエピソードが恋しくなった。

好きなクリスマスケーキは「別になんでも好きなんだよねぇ～…」と言う壱馬くんの、不意にタメ語を交えるところにキュンてする。

首元の大胆なカットと、Tシャツの分厚い質感。その下に隠れたものを期待させるような回答にドキドキした。

いつもの、キュッと締まった手首や、愛らしく並んだ歯並びじゃないんだね。

鍛えればすぐに筋肉がつく。

そう語るストイックで誰よりも負けず嫌いな壱馬くんにも、筋トレやトレーニングは苦手な一面があって愛おしい。

はぁ、かっこいい………。

ウットリしながら、憂いのある横顔を眺める。

この凛とした印象、彼の性格をそのまま映したみたいで、たまらなくなった。

彼が迷いなく答えた「尊敬する人です」は、私にとってあなた。

いつまでも特別で、大切で、愛しい人。

読了後、息が詰まるほどに実感した。

SPRiNG  2月号  感想  

Cherry blossoms

最近ソファーが壊れて、寝転ぶと腰のあたりがメキッと鳴る。白くて可愛いくて、サイズが私にちょうど合うから居心地いい。ただ腰が深く沈んで動けないので、次はどんなものを買おうかと思っていたら、壱馬さんがソファーに寝転ぶ姿をTwitterに載せてくださったので悶えた。

水彩画のような昼桜、こんな可憐でうつくしいのだな。このお写真を肴に、花見がしたくなった。快晴が愛おしくなるようなTシャツ、ゴッホの｢花咲くアーモンドの木の枝｣みたいで好きだ。

落雷

ランランランペイジで「ワイルドボイスのまっすぐ男」とキャッチフレーズついていた壱馬くん最高だったから、壱馬くんのワイルドボイスに一本釣りされちゃお♬︎♡てルンルンスキップしていたんだけど、開演した瞬間、音速のごとく爆イケ推しくんに巨大モリでぶっ刺されたし、雷に打たれたみたいにド低音ボイスが全身に響いたのであっけなく死んだ。